メキシコの入国制限は本当にないのか?実際にメキシコに行ってみた2021年9月27日

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2021年10月現在、海外渡航がしやすい国が増えてきました。ドバイやハワイやヨーロッパといったように入国後の隔離が必要ない国もぼちぼち出てきています(PCR検査陰性証明書が必要な場合があります。ハワイでは州指定の日本のクリニックでPCR検査を受けて陰性であれば入国後の隔離が必要なくなります)

※刻一刻と情報が変わっていきますので最新の情報については、必ず厚生労働省首相官邸の渡航予定の国の大使館や領事館のウェブサイトなど公的機関で発表されている発生状況やQ&A、相談窓口の情報もご確認ください。

現在、海外旅行をするとなると出国前に日本でPCR検査を受け、帰国のために現地の国でPCR検査を受けるといったように費用の面でもこれまでの旅行より数万円の負担がかかってきます。

そういった中で、異彩を放っていると感じた国がメキシコです。メキシコは渡航前にPCR検査の陰性証明書やワクチン接種証明書など全く必要がなく渡航することができるのです。そうです、コロナ前となんら変わらぬ状態で渡航することが可能なのです。

ただし、日本に帰国する際はメキシコ出国前 72時間以内にPCR検査を受けて政府所定の様式で陰性証明書を提出する必要があります。今回の旅行では言語と日程的な不安があったためにHISのPCR検査予約代行を利用しました。

メキシコまではANAのビジネスクラスを利用して渡航しました。今回の記事では成田空港の現状からメキシコ入国までをまとめております。

成田空港は今どうなっているのか

2020年3月21日以来の国際線の搭乗です。この日をどれほど待ちわびたことでしょう。約1年半ぶりの海外です。ワクワクしないはずはないでしょう。空は曇っていますが心はとても晴れやかです。

16:45発のフライトにもかかわらず12:40には成田空港についていました(笑)時間がたっぷりとあったので搭乗手続き開始まで成田空港を探索してみました。

入り口を入ってすぐに目の前に広がったのは人の気配がほとんどない出発ロビー…数年前では考えられない光景が目の前に広がっています。

レストランやショッピングエリアにも行ってきました。この日、空港のユニクロで買い物をしてから搭乗手続きをしようと思っていたのですが、残念ながらユニクロは閉まっていました…無印良品は空いていましたがお目当てのものはありませんでした。こちらのショッピングエリアも飲食店やお土産屋さんを除いてほとんどのお店が閉まっていました。まるで田舎のさびれたデパートのような感じでした。搭乗手続きまで時間があったので昼食を食べにフードコートに行きましたが、こちらでも数店舗閉店になっていました。

食事を終えて搭乗手続きのために出発ロビーに向かうと20人ぐらいの人が並んでいました。個人的にはもう少し少ないかなと思っていたので、この状況下でメキシコに行く人が20人は多いと感じました。

列に並んでいるとグランドスタッフさんが「メキシコ行きですか?」と声をかけてくださりFace Expressという機械を使ってチェックインをしました。

PCR検査の陰性証明書の提出が必要な国に渡航する場合はチェックインカウンターにて書類の確認があり時間がかかると聞いていたのですが、メキシコ入国に関しては必要な提出書類が一切ないのでこちらの機械を使ってチェックインできるので待ち時間もなくサクッとチェックインできました。まぁ、元々待つほどの人もいませんでしたが…

その後、受託手荷物も自動のカウンターで預け、その際にFace Expressに登録しました。ここで登録したデータは24時間以内に自動削除されると記載がありました。関空の第二ターミナルにある指紋認証のシステムを思い出しました。

保安検査場もイミグレーションも旅行者がいないのでサクサクと進みあっという間に出国が完了。制限エリア内も同様に人がいませんでした。

ANA SUITE LOUNGE に初潜入

僕が空港で一番好きな場所がラウンジです。ラウンジに行くために飛行機に乗るといっても過言ではありません。人が減っているため、ANA LOUNGEは閉鎖されており全てのラウンジ利用客はANA SUITE LOUNGEに通されます。

なんということでしょう!いつかは行きたいと思っていたスイートラウンジ(ファーストクラスの乗客か一部のANAの上級会員の人しか入れない)を今回利用することができました。

縮小営業なので通常のANA LOUNGEと変わらないメニューが提供されると思いきやホットメニューに海鮮丼や生パスタの文字が!!お昼を食べたものの安定のカレーを食べようと思っていましたが(卑しさMAX…笑)ここぞとばかりに海鮮丼をいただきました。他にも食べたいものがあったのですが機内食を食べることを考えるとここは我慢…笑

そしてANA LOUNGEにはないものがありました!マッサージチェア!!早速利用してみました!フライト前に体を緩めることができるのは何とも最高ですね!特に疲れてませんが…。そしてシャワーを浴びていよいよフライトです。

いよいよ搭乗!機内食を食べまくる

シャワーを浴びていたら搭乗開始10分前になっており少々焦りました…搭乗手続きは奥の席から案内されていきます。従って必然的にエコノミークラスからの案内で期待の前方にあるビジネスクラスは最後の案内になります。なるべく人との接触を避けるような動線になっています。この辺がコロナ前との違いですね。

ビジネスクラスに乗るときは座席に座りゆっくりとフライトまで待つ感じがあったのですが、一番最後の搭乗のため乗ったらすぐにフライトになりました。そもそも乗る人が少ないので乗客全員が座席につくのも早いですからね。アメニティーはグローブトロッターとのコラボでした。海外旅行に行き始めた数年前にこれが欲しかったのを思い出しました。こちらも数年越しの夢が叶いました。

ウェルカムドリンクのオレンジジュースをいただいた後、早々に離陸。11時間半のロングフライトの始まりです。

フライトして早々に機内食の提供が始まりました。今回は「Paris 1930 de Hideki Takayama」の高山氏とのコラボであるフレンチをいただくことにしました。

メインはカラス鰈の香草パン粉焼きオニオンクリームソースを選びました。ご飯がどうしても食べたかったので余分にいただきました。やはりコラボメニューは美味しいです。フレンチなので白米に合わせて食べることを想定していないと思いますのでアレですが、醤油をかけて食べたかったです。デザートはピエール・エルメの監修のデザートですがこれはもはや定番なのでしょうか?以前にも食べたことがある気がします。

食事をいただいた後は現地時間に合わせるために、即就寝しました。2時間ほどで目が覚めその後はあまり寝付けず映画を見ていました。その後少し仮眠をとった後、昼食の時間になりました。この時間になると周りが一風堂のラーメンを食べ始めます(笑)こうなってくると俄然お腹が空いてきます。しかし、昨日からずっと食べっぱなしで運動もしていないためお腹は空いておらずむしろ少し胸焼けをしていました。朝ごはんの和食だけ食べて今回はラーメンを食べるのはやめておこう…なんて思いましたが朝ごはんを食べているうちにだんだんと食欲が出てきてついついラーメンも食べてしましました。においは強烈に食欲をそそるデブ促進剤だと思いました。笑

いよいよメキシコに入国

食事を食べ終わり少しゆっくりしているとメキシコシティの街並みが空から見えてきました。眼科には綺麗な街並みが広がっています。この屋根の色合いを見た時にバルセロナみたいだな〜、見たことあるな〜と思いました。それもそのはずでメキシコはスペイン領だったので屋根の感じが似ているわけですね。笑

到着後、検疫はどんな感じか、何か質問されたらどうしようなどドキドキしながらイミグレーションに到着。簡単な質問を英語でされあっさり入国。あまりにあっさりすぎてこの後、どこで検疫があるんだろうかとまだドキドキしていました。

預入れをしていたスーツケースを受け取り(今までこんな経験はなかったのですが、空港職員の方に控えを見せろと言われました)これまで行った国ではこういうことはなかったので少し焦りました。笑

さあ、いよいよ検疫かと思って出口に向かったら、荷物の検査(通常の検疫かな?肉がどうとかいっていた気がする…)をして特に何も言われることなく出口をでることができました。

メキシコはコロナ前となんら変わらず入国できた

出口を出た後、あまりにもあっさりし過ぎていて少し戸惑いました。後で日本人宿に住んでいる方にお話を聞いたところメキシコ入国にはなんの検査も証明書も必要ないとのことでした。僕より2週間前にメキシコに来て移住をしようとしている方も同様に何も必要ないと話していました。

現在、渡航の際にワクチンを接種したり、PCR検査の陰性証明書を取得しないと渡航できない中、メキシコは日本でなんの検査もせずに入国ができる国でした。

※2021年9月27日の情報です。渡航に関しては必ず最新の情報をご確認ください。

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